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【自分の言葉を探す】手応えのある暮らしを手にいれる

言葉は、まるで心の花火のように、私たちの内側で輝きます。
映画の情景、ドラマのワンシーン、写真の美しさ、笑いの温かさ、アートの魅力、旅先で感じる喜び、味覚の奥深さ。
これらすべてが、私たちの心の中で静かに言葉として舞っています。

それらは声になる前に、私たちの心で文字として形作られ思考されます。
言葉は物語を紡ぐ糸であり、それを表現するかどうかに関わらず、私たちの脳はそこに物語を見出し、感じたこと、体験したことは、私たちの内なる言葉として存在し、直接心に触れてきます。

けれど、その言葉が混沌としてしまうと、心が疲れ、体にも影響が及ぶこともあります。
(私自身、その波に揺られた経験を持ちます)

だからこそ、私たちは心のフィルターを持つことが大切です。
その基準となるのが「自分の言葉」です。
自分の言葉を見つける旅路は遠く感じるかもしれないけれど、まずはこの基盤を築くことが必要なのです。

自分自身の中で、言葉が正しく美しく心地よく響くよう整えるために、どんな基準を持てばいいのか。
その問いに向き合い、穏やかな気持ちで追求していくことが大切です。

心と行動のガイド

言葉は、私たちの心の案内役となることがあります。
『食べて、祈って、恋をして』という映画で、こう語られるシーンがあります。

「あなたの言葉を探して」

私たちの言葉は、単に記憶の中にあるだけではなく、時に自身の行動へつなげる一助となることがあります。
行動できた瞬間には、もはやそれは自分だけの特別な言葉となっているはずです。
そこには、自身の物語がインストールされ、刻まれているのです。

感性を磨く一生もののプロジェクト

「自分の言葉」を見つけることは、一生もののプロジェクトです。

この宝探しのような旅は、私たちの時間と感性を豊かにします。
日々の暮らしは、楽しみながら探求され、「お!」という心地よい驚きに出会うことで充実していくのです。

この旅は終わりのないものかもしれませんが、そのワクワクは道中に無限に隠されています。
私たちが自分自身と向き合い、言葉と出会うたびに、人生はより深みを増していきます。

心を揺り動かし踏み出す時

夢中で前を向いて走り続けてきました。
何か未知なるものに追いつくために。

「未知なるもの」
それは情報の羅列かもしれないし、社会の潮流かもしれない。
他者との比較や、地域やコミュニティの輪かもしれない。

背景では、社会は殺伐としていて、AIの進化は目覚ましく便利な世界になりました。

でも、私は没個性のAI社会に生きたくない。
私らしい言葉を持ち、人間らしい人生を歩みたい。

私たちには、遠い太古から続く人間の進化が刻まれています。
人間は感動の動物。
私たちは感動することができる、そんな生物です。

今こそ、だと思うのです。

自分の人生を生きよう。
誰かの人生を生きるのは、もうやめよう。

その第一歩。
自分の内にある言葉を整えていきます。

「自分の言葉を探す」
これは、手応えを感じる日々を送るための、人生におけるプロジェクトです。

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