「なにか始めてみたいしチャレンジしてみたいんだけど、何をしようか思いつかないんだよね」
「向上心だけはあるけど、何から始めていいのか考えているうちに時間ばかりたっちゃって・・・」
友だちとご飯を食べにいくと、こんな会話が頻繁に出てきます。
気持ちが前向きなのに方法がわからないのはよくあることですが、これって勿体無いと思うのです。気持ちがたかぶっているうちに行動できると、後がスムーズなのですが。
自分磨きに取り入れやすく、誰でも手軽に始められるファーストステップとして、私は日記をおすすめします。
日記を習慣化することで、自分の気持ちが整理されストレス解消にもつながります。
自分を深掘りすることも、できるようになります。
この記事では、そんな日記の効果や始め方、続けるコツについてまとめてみます。
はじめの一歩におすすめです。
ぜひ読んでみてください。
日記を書くメリット
日記のメリットはたくさんあるので、代表的なもの(私個人のチョイス)を挙げていきます。
自分を客観的に見ることができる
自分の思っていることを文字にして外へ抽出することで、一旦、自分から切り離すことができます。
改めて、自分の内側から出てきた言葉をみていると、「そんなことを感じていたのか」とまるで他人のように感じることもあったりします。
気づかなかった新しい自分発見です。
自分の内観が覗ける
上記の「自分を客観的に見ることができる」につながることですが、自分の深層へ潜っていける感覚になります。
自分磨きをする上で、自分がどんなことを望んでるのか、どんな人間になりたいのか、何が好きで、何を避けていきたいのか。
これまで、考えることもなかったことを考えるきっかけにもなります。
ストレス解消になる
ストレスを抱えると、思考能力が激減すると言われています。
そんなストレスと向き合い日記を書くことで、自分の感情を整理し、冷静な判断を下せるようになります。
また、日記を書くことで、自分の感情や思考のパターンに気づくことができます。
自分がストレスを感じる要因や、ストレスを感じたときにどのような対処すればいいのかが見えてきます。
日記は、ストレスでいっぱいになった心を軽くする働きがあるのです。
日記を書く習慣の始め方
さあ、始めよう!
え〜っと、まず・・・どうしようか??
はい、まずはコレです!
目的を明確にする
たとえば私の場合は、日記を書くことで心をスッキリさせ、気持ちにゆとりを持たせることを目的としていました。
日記の目的はさまざまです。
本来は、一日の記録を残すのが一般的な日記の役割でした。
けれど、ここではイマココの自分を把握するたの手段として考えていきます。
書く時間を決める
最初は、だいたいの時間を決めて書くクセをつけます。
夜に日記を書く人もいれば、朝起きて昨日の日記を書く人もいます。
慣れてきたら、都度ノートを開いて書くことも便利ですが、まずは習慣づけるために時間を決めることをおすすめします。
そうすることで、自ずと一日を振り返る習慣もついてきます。
その日、何を感じたのか、誰と会ったか、感謝することもあったなぁ、など思い出すトリガーとなります。
日記スタート時に気をつけること
張り切って気負い過ぎてしまい、最初から転ばないように。
嫌いにならないように、まずは自分のご機嫌をとりながら始めるのがポイントです。
焦らず継続すること
最初は「まず続ける」を第一に考えます。
楽しく、なるべく面倒な環境を避け、自分に無理なく負担のないように。
けれどノートだけは開く。
一行でもいいから、あるいは書くことがなくて日付だけでもいいから、何か書く。
それでO.Kです。
クリアできた自分を良し!としましょう。
頑張りすぎず、自分らしく書くこと
表現や言葉遣いを気にしてしまうと、時間もかかるし、頭が疲れてしまいます。
思いつくままノートに一日の出来事を聞いてもらうように、話しかけるように(甘えるように、笑)書きます。
気楽に感じるままに書きましょう。
日記を読み返す
一週間に一回は、日記をざっと読み返します。
実はこれが、日記の威力を発揮する肝になると思っています。
日記を書いた時は何も考えず思うままに書き綴ったことが、後から読み返してみると思わぬ気づきになったりすることがよくあります。(本当によくあります!)
時間が経ったことで、自分を客観的にみることができるのです。
日記を書いて自分磨きにつなげよう
日記を書くことは自身の内面に向き合い、自分の成長に向けて積極的に取り組む良き入口となります。
もし新しいことにチャレンジしてみたい、自分磨きを始めたいと考えているなら、ぜひ日記を取り入れてみてください。
最初は少し面倒かもしれません。
書くことを続けるのは、思った以上に地味な作業ですから。
けれど、習慣にしてしまえば大きな成長をもたらします。
自分磨きは、自分自身と向き合うことから始まります。
まずは、自分自身と向き合う時間を持ち、日記を書く習慣をつけてみましょう。